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【使いやすいサイト】webユーザビリティについて分かりやすく説明

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こんにちは。webサイトを作る際に最も重要なのは使いやすいサイトにするということです。デザインばかり気にする人はいると思います。デザインも確かに重要なことではありますが、第一に考えなければならないのが、使いやすさです。

本日はwebサイト制作に関して重要なwebユーザビリティーについて分かりやすく説明していきたいと思います。

 

 

目次

そもそもユーザビリティーとは?

ユーザビリティーとは一言でいうと「使いやすさ」です。webだけに限らず、電化製品やソフトウェアなどにも使われます。国際規格のISO 9241-11ではユーザビリティを下記のように定義しています。

「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い」

出典:wikipedia

 

ISO 9241-11の定義するユーザビリティのチェック項目

下記4つの項目をユーザビリティを図る項目と定義

  • 有効さ (effectiveness): ユーザが指定された目標を達成する上での正確さ、完全性。
  • 効率 (efficiency): ユーザが目標を達成する際に、正確さと完全性に費やした資源。
  • 満足度 (satisfaction): 製品を使用する際の、不快感のなさ、および肯定的な態度。
  • 利用状況 (context of use): ユーザ、仕事、装置(ハードウェア、ソフトウェア及び資材)、並びに製品が使用される物理的及び社会的環境。

出典:wikipedia

 


 
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ヤコブ・ニールセン博士の定義するユーザビリティのチェック項目

上記と同様にユーザビリティの権威であるヤコブ・ニールセン博士もユーザビリティに関するチェック項目を定義しています。どちらも覚えるのは大変ですが、しっかり頭に入れておきましょう。こちらのほうが上記チェック項目にくらべてポイントを絞った内容になっています。

 

  • 学習しやすさ: システムは、ユーザがそれを使ってすぐ作業を始められるよう、簡単に学習できるようにしなければならない。
  • 効率性: システムは、一度ユーザがそれについて学習すれば、後は高い生産性を上げられるよう、効率的な使用を可能にすべきである。
  • 記憶しやすさ: システムは、不定期利用のユーザがしばらく使わなくても、再び使うときに覚え直さないで使えるよう、覚えやすくしなければならない。
  • エラー: システムはエラー発生率を低くし、ユーザがシステム使用中にエラーを起こしにくく、もしエラーが発生しても簡単に回復できるようにしなければならない。また、致命的なエラーが起こってはいけない。
  • 主観的満足度: システムは、ユーザが個人的に満足できるよう、また好きになるよう楽しく利用できるようにしなければならない。

出典:wikipedia

 

ユーザーエクスペリエンスとは

web業界でよく聞く、ユーザーエクスペリエンスとは「ユーザーの体験」のことで、たとえばユーザーがリンクをオンマウスしたとき、スクロールした時、リンクをクリックしたとき、さらにはサイトを読み込む時間など総合的な体験のことを指す。

下記はwikipediaより

ユーザーエクスペリエンス(UXと略記されることが多い)は、ISO 9241-210[2]において「製品、システム、サービスを使用した、および/または、使用を予期したことに起因する人の知覚(認知)や反応」と定義されており[3]、ユーザーがある製品やシステムを使ったときに得られる経験や満足など全体を指す用語である。

2010年に専門家(研究者・実務家)30名がユーザーエクスペリエンスの核となる概念について議論し、その成果を『ユーザーエクスペリエンス (UX) 白書』として発表した[4]。その中で、 (1) ユーザーエクスペリエンスは「現象としてのUX」「研究分野としてのUX」「実践としてのUX」という3つの視点から捉えられるということ、 (2) ユーザーエクスペリエンスは対象とする期間の違いによって「予期的UX」「一時的UX」「エピソード的UX」「累積的UX」の4種類に分類できるということ、 (3) ユーザーエクスペリエンスに影響を与える要素は「文脈」「ユーザー」「システム」の主に3つのカテゴリに分類できるということが指摘されている。

ISO 9241-210がユーザビリティ関連規格であるISO 13407[5]からの流れを汲んでいることから、ウェブ上での商品販売などソフトウェアやビジネスに関連して使われることも多い。しかし実際には有形無形を問わずインタラクションデザイン全般に適用される概念である。例えば自動音声応答装置は貧しいユーザーエクスペリエンスをもたらすデザインとしてよく引き合いに出される[要出典]

 

7つの側面からユーザビリティを考え、高める

7つの側面からユーザビリティについて考えるべきとしています。

  • ・Useful(役に立つか)
  • ・usable(利用できるか)
  • ・desirable(望ましいか)
  • ・findable(見つけられるか)
  • ・accesible(アクセスできるか)
  • ・credible(信用できるか)
  • ・valuable(価値があるか)

具体的な改善方法は下記サイトに分かりやすく載っていたのでこちらを参考にしてください。
http://uxxinspiration.com/2014/09/ux-diagram/

 

 

関連書籍

ユーザビリティやユーザーエクスペリエンスについて最初に提言した書籍を下記に紹介します。下記書物をきっかけにこの考え方が急激に広まりました。

ユーザビリティエンジニアリング原論
ユーザーのためのインタフェースデザイン

 

ヤコブ・ニールセンのAlertbox
そのデザイン、間違ってます

 

ピーターモバイル
アンビエント・ファインダビリティ

 

 

まとめ

ユーザビリティを高めることはサイトの価値を高めます。売上やPVを上げたいと思うのであれば、まず最初にユーザビリティについて考えましょう。

それでは。

 

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